面白い話をする技術

いやこんなタイトルだった気がする…
ブックオフでただ立ち読みしただけの本。
誰の本だったかも、正確なタイトルも思い出せないし、興味もない。
あんまり内容を覚えていない。

なので、思ったことをつれづれに。


・空気を読むこと
話すことにおいて重要なのは、話の流れを切らないこと。
雰囲気の温度を読むこと。
だという。


コレ思ったんだけど、なんか外人って自分の話しかしねーな、って印象があるのですが、
アメリカ人向けのtalking skillの本とか読んだら面白そうかな、って思った。
空気を読むって概念は純日本製のような気がするのですが、いかがでしょう?


・ものになってない話をするな
自分のものになってない話をしようとも、受けない。
なので、自分のものになっている話をしよう、という。
これはなるほどな、って思う。
あやふやな話をしたところで、経験上どうにもこうにもならない。


・自慢話はするな
ようは自分の話をするな、ってことなんだろうな。
よくプロフェッショナルっていう番組を見ていたのですが、出てくるプロが異口同音に
「物の奴隷になる」
って話をしている。自分ってのは、出しちゃいけないもっとも下世話なもの。
いい話をしたければ、話の奴隷になる。


・相手をリサーチしろ
相手にそった話をすることが大事だという。
これは本当になるほどなーって思った。
文系相手にAchrödinger方程式の話をベースに話を展開したところで分からないのと同じように、
相手をリサーチしてから、相手が何が好きそうなのか、ってのをあらかじめ分析してから話をするように、と。


・一言絶対言え
連絡など、その他の言っておくべき一言にはひと手間絶対かけとけ、ということ。
これは何事にも言えるんだろうな。
ちょっとめんどくせ、と思った向こう側にいいものがある。
それは深く心に刻みたい。



全体的にラジオのレポーターが書いたような本で、
実体験に満ちていて、なるほどーと思わされる一方で、
面白い話っていったいなんなのさ、っていう定義(というほどの堅苦しいものでもないけれど)
結局面白いってどういうことなの?ってところにも触れてほしかったな、って思う。